なんというか馬鹿な話。


家は駅から帰るのにちょっとした商店街を通ります。最短ルートがその商店街。わーわー栄えた名前がつくような感じではなく、のんびりとした感じのぽつぽつお店がある状態。
今日は電車に乗ってフィギュアの材料の買い出しに出掛けました。
その帰り道。
この２週間は停電の影響もあって短縮営業するスーパーの開店時間に行く事が出来ず、毎日帰りが遅いので当然商店街もやっておらずで、コンビニにお世話になっていたのです。
前二回の休みは疲れて家を出たく無かったので今日こそは！と買ったところで手に持てるかな？という状態でしたが八百屋に入りました。
一回帰るともう家出たくなくなるのでね。


前置きが長いですがそこでの話。

この店はおじいちゃんとおばあちゃんが営んでいて、なかなか温かい雰囲気なのです。
ま、今回で２度目の買い物だったので詳しくはわからないのですが。
その雰囲気に安心しきっていたのでしょうか。
おばあちゃんがレジで会計して値段を言った後に、
「今焼き芋が焼けたんだけど食べる？」
と笑顔できたものだから、
「食べたいですっ！」
と元気よく返事をしたところ、待っててね〜と焼き芋を取りにいかれました。
その間私は、
(なんと嬉しいサービスなのかしら常連でもない私に焼き芋くれるなんて今日天気悪いしお客さんも私の他にいないからかな？マジで今日良い日だし〜１０００円札出しておつりが数十円だからお釣りはいらないですとか言っちゃう感じ？でも数十円って格好悪くね？つか芋がどのくらいかによるのかな−…)
と上手く動かない頭をぐるぐるさせ大人の対応を考えていました。
そうして、おばあちゃんは芋を手にしてくるやいなや普通に会計にお金を足してきました。

想定外過ぎてパニックのまま気付いたら普通にお金を払って店を出てました。


まず、持って来た焼き芋がとにかくでかくて２本もあったことで私の頭は大混乱ですよ。
ただのおまけサービスとばかりに思っていたので、この量はどういう事なのか処理しようとしているうちにレジの金額増えてるし袋にその２本全部詰められてるしで…
くれるんじゃないのか？つか買うならなんでどれくらいとか聞かないの？一人暮らしの人間が買う量じゃないし！
わ〜でも焼き芋食べたいのも事実だし相手おばあちゃんだし勝手に勘違いしたの私だし今後もここで買い物したいから揉めたくないしで…
お芋重いな…とトボトボ帰宅。


焼き芋は割った瞬間パサパサしてそうで、本気で落ち込みましたが、食べたら美味しかったです。
ホクホクしてるのにしっとりしていました。ウマい。
それが救いです。




今回のは一体何がどう悪かったのでしょうか。
私は何処でどういう対応をすれば良かったのか…わからん。

そのうち変な壺を買っていてもおかしくない自分がこわい。こわいのだ。

皆私に気を付けて。